2016道南アキアジ情報 No.24 10/19(水)

ちょっと順番が逆になりましたが、10/19(水)早朝、以前から計画していたサケの調査フィッシングに行ってきました。

場所は矢不来沖~茂辺地沖にかけての、サケ船釣り規制外のエリア。(※ここは陸から2000mまでの間は船釣り禁止となっています。それ以上沖に出ればOKですので、注意が必要です)

昨年は遊漁船でチャレンジして結果が出ましたが、今回はパワーボートでの挑戦です。(2馬力艇です)

そして出港は上磯漁港横の砂浜から。ここは海岸線まで車で入っていけるので、出しやすくてとても便利です。

kimg0498←出港前の様子(左側の防波堤が波を消してくれるので海は穏やかです)

kimg0501←陸側は草原になってますので、砂も余り付かないです。また駐車スペースも広いですね。

準備をして出船したのは午前6:00頃。大分明るくなってからの出船でしたが、試しでの調査でしたのでのんびりしたスタートでした。

そして陸寄りを走ってから沖に向かい、大体20~25分くらいで水深30m程の2㌔規制外のエリアに到着。早速サケの跳ねを探すものの、あちこちウロウロして捜索したのですが、全く跳ねはありませんでした(苦笑

そこで仕方ないので、場所を移動して試してみようという事で、今度は茂辺地沖方面まで移動。この日は海も凪ぎていたので、のんびり走りながら向かってみました。

するとこちら方面に来たのは大正解の流れとなりまして、到着してみると沖合ではあちらこちでらサケの跳ねが発生中!(しかも大半が銀毛

GPS魚探で2㌔規制圏外を確認したのち、早速ルアーをキャストしてみる事に。(この釣りでは必ずGPS魚探が必須です。2㌔規制+定置網から300m以上離れての釣りとなります。詳しくは渡島海区漁業調整委員会までお問合せ下さい)

すると開始早々、早速サケがヒット!沖合のサケはすれてないのか、着水と同時くらいにいきなりガツンと来ました(笑

そしてこれを無事ゲット成功。

まずはホッと一息したのち、まだ周りでは跳ねが結構あるので、準備をして再度キャストしてみる事に。

するとまたまたサケがヒット!先ほど同様ちょっと小型でしたが、これも無事ゲット成功。開始して30分もしないで×2本釣り上げる事に成功しました。

「うーん・・ボートサケ・・結構チャンスありかも  笑」とまずまずの成果に満足したのですが、午前8時を過ぎたあたりから跳ねが急に少なくなり、ルアーをキャストしてもアタリが無くなった事で、次の釣りに移行してみる事にしました。

試し釣りパート2は茂辺地沖の船ヒラメ釣りに挑戦です。

こちら方面はヒラメ狙いで余り来た事が無かったので、ポイントがさっぱり分かりません。なので、この機会を活かしてちょっと探りを入れてみようと軽い考えでの挑戦でした。

バケはいつも通り400g。仕掛けは2本針使用、エサにはチカを装着し、早速海に投入です(水深が30m以上あるので、ちょっとバケは軽かったと思います。おそらく500gくらいがオススメかと)

そしてゆっくりスローで走らせながら、シャクリ開始。すると開始して5分としないで強烈なアタリが発生!竿がグングン海に引っ張られます。

これはデカいヒラメがヒットしたと思い、合わせを入れて巻き上げを開始。手巻きにて悪戦苦闘しながら、ようやく水面近くまで上げてきた魚を見ると、どうやらアブラコの様子・・

「なんだ、でかいアブラコか・・」と落胆しながらも随分重いなー・・と思ってタモの準備をしていると、何やら下にもう1匹付いている様子。

ん?と思って見つめてみると、この魚はピカピカ光ったサケではないですか。

「やばい!サケとアブラコのWだ」とこのミラクルにビックリしながらも、慌ててタモの準備。そして慎重なタモ入れで何とか2匹ともゲットする事に成功しました。

kimg0504←まさかのサケとアブラコのW

kimg0503←不思議な組み合わせです(笑

「うーん・・バケって万能なんだなー」と改めて痛感した一コマでした。

その後は、狙い通りヒラメもヒット!サイズは48cm、40cm弱の2枚を釣り上げ(1枚リリース)この付近のポイントでも十分ヒラメが狙える事が分かりました。

kimg0507←水温が下がってきたので深場に移動してきたのかもしれませんね。

また、ヒラメを狙っている最中に、良型のアブラコ×数本と、またしてもサケが×1本ヒットし、意外とバケでも釣れるのかな?と新たな可能性を感じた展開となりました。(ちなみにサケは2匹ともバケ尻でした。ほとんどボトム付近でのヒットでしたので、跳ねがなくても底にはいるのかもしれませんね)

kimg0510←一応ヒットバケです(笑

そして時刻も13:30を回ったあたりで、まずまず調査が成功した事もあり、本日の釣りはストップフィッシングの流れに。

「さて、帰るか・・」と出港場所まで戻る為に、のんびり走らせているとちょっと沖合で跳ねがあったので、最後に数投してみようと近づいてキャストしてみた所、これにサケがヒット!

合わせもバッチリで、無事タモ入れに成功。最後まで満足した調査フィッシングとなりました。

kimg0509←この日は3目釣りでしたね(笑

そして無事出港場所に到着。

kimg0511←到着直前の様子。

最終釣果はサケが×5本、ヒラメ×2枚(1枚リリース)、アブラコ×5本(1本リリース)といった内容でした。

kimg0513←沖合のサケはやはり綺麗ですね。

以上、矢不来~茂辺地沖のボートサケ調査でしたが、回遊ルートや時間帯他、もう少し色々試してみたい部分もあるので、また後日挑戦してみようと思います。

近郊でも十分サケが狙える事が分かりましたので、ボートファンには良い報告ではないかなと思います。興味のある方は是非チャレンジしてみ下さいね。

※補足として再度記載しますが、函館沖~知内沖にかけては、各場所での違いがありますが、最短で1200m、最長で2000mの沖合規制が入ってます。この規制内では船釣りでのサケは禁止となっています。また定置網からは最低300m離れなければなりません。この2つの規制は9月~12月まで、場所毎に期間は違いますが、秋さけ船釣り規制として決まっているルールですから、しっかり守って釣りを楽しむ事が必要です。

(※詳しくは渡島海区漁業調整委員会 0138-47-9488 まで)

その為、必須アイテムとしてはGPS付の魚群探知機か、GPS単体が必ず必要です。これがないと、規制外のエリアかどうか分かりません。GPSがあれば、現在位置と陸との距離が簡単に分かりますので、非常に便利で安心のアイテムです。チャレンジしてみたい方は必ず携帯、及び使用する事を忘れないで下さい。

※また、そろそろ函館山沖のサケ遊漁船も始動しますので、興味のある方はこちらもお忘れなく。

函館港内 船だまりから出港 遊漁船 弥生丸 福井船長 090-8270-2135

詳しくは当店まで